CR7とLM10が偉業達成。2人の伝説は終わらない⚽⚽
サッカー界のトップに10年以上君臨する、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ。
もはやどちらもGOATなのだが、彼らはまた一つ偉業を成し遂げた。
セリエA年間ゴール数
前人未到のスクデット10連覇を目指すチームの調子はいまいちだが、CR7のコンディションは良好だ。
2020年のセリエAゴール数は33得点(2020-21シーズンは10試合12得点)となり、これは59年ぶりの快挙となった。
過去にセリエAで年間33得点以上を記録したのは以下の3人。
フェリス・ボレル(1933年、ユベントス、41ゴール)
グンナー・ノルダール(1933年、ミラン、36ゴール)
オマール・シボリ(1933年、ユベントス、33ゴール)
ユベントスでは3人目の快挙で、守備の国イタリアでこれだけのゴールを決めるのは至難の業だろう。
現在得点ランキングでもトップとなっている状況だ。
第14節で敗戦してしまい、CR7も無得点に終わったが、近年ではコンディション調整の影響かシーズン後半のほうが調子が良い傾向にあるので、2021年も期待して良いのではないか?
2月には36歳になるが、3度目の正直で得点王に輝けるかもしれない。
同一クラブでの通算ゴール数
二大巨頭のもう一人であるメッシは、バルセロナのバンディエラであることは間違いない。
その証をもう一つ手に入れたと言って良いだろう。
同一クラブでの得点記録を644ゴールに塗り替え、サッカーの王様、元ブラジル代表FWペレ氏の記録を破った。
前節のバレンシア戦で643ゴール目を記録していたが、メッシにはめずらしいヘディングでの得点だった。
ペレは過去にメッシのことを「左足しか使えない選手」と評していたこともあり、なんとも皮肉なゴールだ。
2008-09のCL決勝マンチェスター・ユナイテッド戦でもヘディングで決勝点を決めていることから、メッシがヘディングできないとの批判や、CR7との比較のツイートにはこの時の画像が良く使われている。
ペレ、CR7、メッシ
3人とも偉大な選手であることは変わりない。
メッシはワールドカップ予選で最後の最後に勝利してアルゼンチン代表を本戦に導いたこともある。
CR7も2-0からのハットトリックで逆転するというのを何度も達成している。
ペレも1966年のワールドカップはケガの影響で3連覇を逃したが、次のメキシコ大会で3度目の優勝を飾り、ジュール・リメの永久譲渡に貢献した。
逆境には皆強いのだろう。
ただ、メッシは批判を皮肉で打ち返すのが一番得意なのかもしれない。
2020/12/24